兄弟縁の伝承地

曾我兄弟の仇討ちは後の『曾我兄弟』によって広く民衆に支持される物語となりました。

歴史上実在した人物であるので、兄弟縁の伝承地はいくつかあるようです。

まずは観光名所ともなっているのが白糸に滝の近辺・富士宮の上井出にある「音止めの滝」です。

兄弟が仇討ちの計画を練っている時に余りにも滝の音が大きくて相談の声がおぼつかないと思った時、兄弟が「心無しの滝よ、我ら兄弟の辛苦をしらざるか」と嘆くと、不思議な事に滝の音がピタリと止まり相談を続ける事が出来たと言ういわれがあります。

それから程近いところにあるのが兄弟が潜んで討ち入りの計画を練ったとされる「曾我兄弟の隠れ岩」です。

また、兄弟のお墓もあります。お墓は頼朝が兄弟の孝心に感じ入った頼朝が、兄弟を祀る為に曾我八幡宮を建立させたとの言い伝えがある上井出字上原の曾我八幡宮の東側にあり、この辺りで兄の十郎が討たれたとされています。

因みに兄弟の墓とされる墓所が全国で十数ヵ所もあるのは御霊信仰による兄弟への信仰心の現れとされます。

仇となる工藤祐経のお墓もあり、陣所跡とされる同じく上井出にありますが、立派な兄弟のお墓と比べるとこじんまりとしたお墓のようです。

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